寒さ対策

朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。

日本家屋は、やはりヨーロッパの石造りの建物と違い、冷気が入ってきます。

あちらではガスストーブや、全ての部屋をお湯が循環するタイプの暖房設備がありますが、共通するのは長く暖房できること。ガスでも種火を冬中つけていますし、ガスで沸かした温水を循環させるのシステムでも、部屋が冷え切ってしまうことはない。昔の暖炉のある家なんかでも、タイルでおおわれた暖炉は、夜の間に中で火が燃え尽きてしまっても朝まで暖かみが残っているそうです。

日本でも、北海道や北陸では暖房設備も発達していると聞きますが、ここ関西では、(うちだけかも?)『居る部屋を居る時だけ温める』ので、トイレに行くのに廊下が寒い、とか着替えをするだけのために暖房つけたくないから寒いところで着替える羽目になるといったことになってきます。ああ〜さむ。

さて、寒いと、手も動きません。
先日、学校の体育館で弾かせていただく機会があったのですが、ゲネの間に手がどんどん冷えていき、さらにドレスに着替えたらまるで手が自分のものでないような感覚。
日本の冬(まだ秋ですが)を甘く見て、カイロを持参しなかった自分を責めまくりました。

私の場合、東洋医学的には陽の人のようで、もともと手足は暖かいのですが、それでも寒くて冷えてしまう時は、

・カイロを使う

・体の暖かい部分(首やお腹)にしばらくあてる

・遠心力を使い血液を末端へ運ぶために腕をブンブン振る(あまり信じてませんが)

・本番中であれば休みなどでおしりの下に手をひく。

といったことでしのぎます。ま、特に変わったことはしていませんね。
大事なのは、冷やさないこと。これに尽きます。
緑黄色系の野菜、赤身のお肉なんかも大事なんでしょうね。
トウガラシやしょうがも良さそうですね。


11月も半ばを超えた頃の学校公演では、寒さ対策。これ、きっちり自分の心のメモ帳にメモしておきました。。。