コバケンさん

今日は、コバケンさん(言わずと知れた小林研一郎さん)の指揮で、ベートーヴェン番のコンサートに乗ります。

ハンガリーにいるときにはコバケンさんの指揮で弾く機会は残念ながらありませんでしたが、伝説的な話は良くオケマンから聞かされました。小さな体で飛び上がるようにして指揮をし、とても丁寧な言葉で指示を出すのに指揮ぶりには圧倒されると。年配の人たちは、彼が優勝したハンガリーでの指揮者コンクールをライブでテレビで見て熱狂していますから、音楽関係者でなくとも良く知っています。

そんなコバケンさん、ぐいぐいオケを引っ張っていく感じはハンガリーで取得したものなのか、こうだからハンガリー人に受けるのか、定かではありませんが、私には懐かしい感覚です。ハンガリーのオケだったらもっと食らいついて行って、ある意味暴走しちゃうような場面も日本のオケだと常に理性と全体のバランスを考えながら慎重に演奏している感じがします。ここで言うハンガリーのオケ、日本のオケというのは、私が経験したごく一部のオケで私が感じたあくまで個人的な感想です。ハンガリーにも日本にもたくさんオケがあり、私が弾いたのはそのうちのたった1〜2団体ですから…。

ちなみに今日のコンサートのチケットは完売だそうです。有難うございます。
頑張って参ります!