事故・災害

久しぶりにドヴォルジャークの新世界を聴いてわくわくしながら書いています。弾いても聴いても楽しい曲ですね。


元旦からの風邪がようやく治った1月中旬、予想はしていましたが今度は夫が風邪にかかりました。全く同じ症状なので、買った薬も無駄にならず、しかもいろんな人に教えてもらった民間療法を実践中です。玉葱の皮でお茶とか、大根のはちみつ漬けとか・・・

寒さもそんなに厳しくないのでこれまでのところ、穏やかな冬、というのが私の感想ですが、TVを見ているとそうでもないようで・・・


去年の雨量が半端でなかったのと、暖かい日が続き山から雪解け水が下りてきたのが原因で、壁がいきなり崩れたり道路が陥没したり、河が溢れたりで道路も水没、非難を余儀なくされる住民が相次いでいます。一地方に限ったことでもなく、いろんな地域で難儀しています。去年はまさに災害の年、という感じでしたが今年もまだ抜けきれていないようです・・・


ブダペストでは、先週末起こったディスコでの圧死事故が毎日取り沙汰されています。人気のイベントだったらしく、大勢の10代が詰めかけ、300人収容のところを3000人入れたとか・・・最初の報道では誰ともなく「ナイフを振り回している人がいる」等のことを叫んだのが原因でパニックが起こり、狭い階段、出口に人が殺到して結局は10代の女の子3人が圧死したとのことでした。その後いろんな推測、憶測が飛び交い、今日では「パニックはなかった、ナイフなどもなかった」ということになっています。今は主催者側、またイベント開催を許可した区への責任追及が激しくなっていますが、これまたハンガリーらしいというか、責任者が全く出てこず、拘留されていた主催者達も昨日には釈放されました。
区の担当者がTVで言っていましたが、その区だけで700ものクラブ、ディスコがあり、週末には警察をともなって巡回しているが、担当者は全部で4人だとか。確かに4人で700もの箇所を巡回できるわけはありませんが、その状況をよしとしていたのはあまりにも甘いんではないかと思ったのでありました。