6月27日の日記:パルシファル

5月末にノートブックがクラッシュし、いろいろと面倒なことになっていました。
少しこれはやばいかなと思った時点で大概のドキュメントや写真は外付けに移したので、無くした物はありませんでしたが・・・。
なんとか自分でリカバリできました。

6月17日、19日には毎年恒例『Wagner napok』でのパルシファル公演。
歌手にもいろいろカテゴリーがあって、「ワーグナー歌手」というのがいるんですよね。
たしかに、あのメロディー、タイミング、歌詞、振り付け全て覚えてたら、他のオペラやる時間はなさそう。もちろん、声質もあるんでしょうが。
今年もChristian Franz さんが疲れ知らずの声を張り上げておりました。
彼の頭の中で、パルシファルとジークフリートがごっちゃになったりはしないんだろうか…

舞台は超シンプルで、3幕ともほとんどなんの舞台装置もなく、床に敷いた幕を黒一色にしてみたり、白黒にしてみたり、白一色にしてみたりで場所の転換を表していたみたい。
衣装らしきものもなく、男性陣は全員スモーキングで、紅一点のクンドリ役の人も、白と黒にこだわった感じの現代的な衣装でした。この人の声、素晴らしかった。

オケも特に大きな失敗もなく、初日はフィッシャー アーダームもご機嫌で、各所で親指を立てて「GOOD!」を出して見せたりしてました。

来年の6月は、またリング全曲(でも1回のみ)、それに加えてタンホイザーだそうです。序曲なら弾いたことがあるが…また譜読みです。。。